アジャイルしかやったことのない人間の覚書

日々の考えを記録するためにブログをつけ始めました。

DevOpsとは何なのか①

私はDevOpsという言葉を二年前に初めて知った。当時、新米だった私には、言葉の意味しかわからなかった。正直いまでもDevOpsとは何かを咀嚼できていないが、最近の私なりのDevOpsに対する考えを一度まとめておく。

DevOpsの真の目的は、顧客のビジネスの検証機会を増やし、多くのフィードバックを得ることで、顧客のビジネスの価値を最大化すること。そのために、Dev→Ops→顧客といったリードタイムを少しでも短縮することで、顧客へのリリース頻度を高めることだと考える。この目的さえ外れていなければ、どんな取り組みでさえもDevOpsであると個人的に思っている。

リードタイムを減らすために、「The DevOps逆転だ!究極の継続的デリバリー」の著者は、DevOpsの3つの道があることを具体的に示している。

The DevOps 逆転だ!究極の継続的デリバリー

The DevOps 逆転だ!究極の継続的デリバリー

1つ目の道は、Dev→Ops→顧客のフローを加速させること。CI、CD、仕事の可視化、作業インターバルの削減、などが実践項目に当たる。

2つ目の道は、Ops→Devへと素早いフィードバックを得ること。問題の早期検知、組織一丸となった問題解決、再発防止などがこれに当たる。

3つ目の道は、組織全体での継続的な学習・改善である。DevとOpsフィードバックループを増やし、組織全体で日常業務の改善や標準化を制度化し、組織全体で利用できる学習に転化させることである。

3つの道については、「The DevOps ハンドブック」にも詳しく書いてあるので参考にされたい。

The DevOps ハンドブック 理論・原則・実践のすべて

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個人的には、3つ目の道が一番難しく、3つ目の道が一番重要であり、3つ目の道無くして、DevOpsの目的であるリードタイムの短縮化は図れないと思う。日々の作業に没頭してしまうと、1つ目の道や2つ目の道にのみ目が行きがちであり、3つ目の道を実践することをすぐに忘れてしまう。

3つ目の道の実践することを忘れないためにも、日々の業務を俯瞰し、自分は何のために仕事をしているのかを意識できるようにありたい。

数日後、数ヶ月後、数年後になるかもしれないが、自分なりのDevOpsに対する新しい考えがまとまったときには、「DevOpsとは何なのか②」を書こうと思う。